教員を辞めてよかった!転職先は事務職!30代目前の女性の体験談

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30代を目前にした女性教員事務職にみごと転職成功!

 

「教師を辞めてよかった」と心から思えた体験談です。

女性
29歳(2013年)
最終学歴:大学卒
独身・子供なし
住まい:愛知県名古屋市
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30代を目前にした女性講師が退職を決意

新卒で入った会社で、最初は若かったこともあり何事にも意欲的に楽しく働いていました。

しかし、学校の先生という仕事の性質上、生徒に接することに対して気持ち的に負担が生じることが出てきてこのままこの仕事をつづけるのかなと思うことが増えてきました。

それでも当時独身で一人暮らしをしており、生活もかかっていたということもあって毎日ただただ必死で働いていました。

働いていというより食らいついていたといったほうが良いかもしれません。

どうしても我慢ができない、ちょっと無理だな、と思ったときはしばらく仕事を休んだり、部署を変えてもらったりしました。

部署が変わった際には、多少心境にも変化が出てきて、もしかしたらもう少しがんばれるかもしれない、自分の力を信じられるかもしれないと感じたこともありました。

講師として自分自身もさまざまなことを学び、大勢の前で授業をしながら仕事を通じて大きく成長できていることが実感できる職場でした。

力不足・自信の無さから仕事を断ってしまう・・・罪悪感から退職を決意

けれど、だからこそそんな職場に対して力不足の自分がいることへの申し訳なさもあって、近いうちにやめたいなあ新しい職場に移りたいなあと思うようになりました。

同じ頃、上司から新しい仕事を任されました。新しい科目をマスターして授業をしてほしいとのことでしたが、それまでもすでにたくさんの科目を抱えて多くの授業を担当していましたが、なかなか自分の納得のできる授業ができずどうしたものかと悩んでいた時期でした。

今している仕事だけでも自分の能力を超えている、これ以上仕事が増えるのは困る、と感じていたのでその仕事のオファーは断ることにしました。

しかし、そうしたことがなんだか自分の中に罪悪感として残り、また断ったとしてもいずれまた何か新しい科目を担当するように言われるのかなと思うととたんに憂鬱になってきました。

同時にこのままこの職場にいるのはきつい、何となくがんばってきたけどもう30も近いしそろそろ別の仕事を考えてもいいのではと思うようになり転職を決意しました。

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転職「直前」の会社について(講師の仕事)

年収:400万円
従業員:200人
雇用形態:正社員
業種:教育
職種:講師
おもな仕事内容:講義

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転職「後」の会社について(事務職)

年収:200万円
従業員数:400人
雇用形態:契約社員
業種:医療
職種:事務
おもな仕事内容:薬剤部での補助業務

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当時の保有資格

保有資格:運転免許、TOEIC895点、漢字検定2級
有利に働いた資格:運転免許
理由:通勤に必要だから

何社に応募して、何社内定したか

応募数:2社
内定数:1社

教員を辞めて転職しようと思った理由

こう言ってしまえばただの文句になってしまいますが、拘束時間のわりに給料が少なかったことが不満でした。

また自分の力量を超える仕事を任されることもあり、不規則な勤務の中で体調を崩したこともありこれはまずいなあと思っていました。

あとは時間的、精神的にプレッシャーを感じることなくゆったり働きたかったことが転職したいと思った理由です。

事務職の求人を選ぶ時の基準

通勤に時間をかけたくなかったので、自宅から近いこと(車で15分以内)を第一条件にしました。

また、前職が不定休で体調を崩しやすかったり、プライベートを充実させるにあたり問題があったりしたので土日祝日に休めることも重視しました。

あとはなかなか難しいと思いますが残業がないこと、あったとしてもごくわずかであることを条件にしました。

事務職の「志望動機」はどのような内容を書いたか?伝えたか? 

履歴書の志望動機欄にはこれまで自分がしてきたことを具体的に書き、それで自分がどう成長したか、その成長を今後にどう生かしていけるのかを書きました。

面接でもほとんど同じような感じてですが、とにかくそれを言うときの表情や声の大きさや出し方やスピード、抑揚のつけ方などに工夫を加え、意欲をアピールしました。

事務職の求人で、履歴書・ 職務経歴書を書く時に気をつけた点

履歴書を書く際は、字を書くことには自信があったので、丁寧にたっぷり具体的に枠いっぱいに書くことを心がけました。

職務経歴書は提出を求められませんでした。

教員から転職するにあたって、どんな不安があったか

まず、しばらく社会人として働いた後だったため、再度就活生としてがんばれるか大変不安でした。

というのも現役で就職活動をしていた頃は多くの企業から不採用通知をもらっており、それもほとんどが最終面接で落とされるというケースだったのでまた同じ思いをするのではという不安が大きくありました。

また29歳という年齢も不利に働くのではと感じていました。

転職活動で後悔していること

特にありませんが、しいていえばもっと早く活動をすればよかった、早く行動していればより多くの求人にゆっくり目を通すことができたかもしれないと思うことはあります。

教師から事務職へ転職し、「教師を辞めてよかった!」と思うこと

新しい職場に移ってからは、ほとんど仕事上のプレッシャーを感じることはなく、自分のペースでゆったり働くことができることに喜びを感じています。

職場の方も親切で穏やかな人が多くちょっとした雑談なども楽しめています。

前職がが何かと厳しい職場だったということもあり、新しい会社では働くってこんなに楽しいことだったんだ、こんなに穏やかな気持ちでいられるものなんだと実感する日々です。

利用した転職サービス

ハローワーク

転職サービスを利用して良かったこと

ハローワークを利用しました。

もともとハローワークに対して忙しい殺伐とした場所である、というネガティヴなイメージを持っていましたがまったくそんなことはなく、前向きに就職活動ができました。

特に、対応してくださった職員の方が親切にしてくれたことが印象に残っています。

ブラック企業で苦しんでいる方へのアドバイス

最低3年はがんばってから、など罪悪感やプレッシャーなどで行動できないこともあるかもしれませんが、動き出さないことにはチャンスはめぐってきません。

応援してくれる人もおらず、新たに就職活動をはじめていくことに厳しさを感じてしまうかもしれませんが、この会社では無理だ、もう限界だと感じたときは少し勇気を出して一歩踏み出してみてください。

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