職場で特に嫌われた理由がわからず、どうしても馬が合わない人(先輩の同僚)に悩んだ方の体験談です。
年収 :350万円
従業員数 :30人
雇用形態 :正社員
業種 :会計業
職種 :人事労務
おもな仕事内容:給与計算、個人住民税の管理、社会保険の手続き、従業員の勤怠管理など
勤務地 :東京都
嫌われた理由がわからない!どうしてもソリが合わない人(職場の先輩の同僚)に悩む毎日。⇒結論:無理に仲良くならなくてもいい
どんな悩み?⇒ 良く分からないけど、馬が合わない先輩がいた
なぜかよくわからないけど、特に何も気分を害するようなことをした覚えはないけど、先輩に気に入られなかった経験があります。
ことあるごとにチクチク言われる程度で、そんなに直接的には何も言ってこないけど、どうも裏で色々と僕の悪口を言っていたようで、そんな噂が漏れ聞こえていた。
自分は、正直そんなに人から嫌がられるようなタイプではなく、大体の人と仲良くやっていけるタイプの人間だけれども、それが故に、少し八方美人的なとこがあって、そういうとこが気に入らないのかなと、個人的には考えていたりしたのだが、周囲の人からも「なんでかよくわからないね、なんでハマらないんだろうね」と言われるくらい、なぜか気に入られませんでした。
仕事のアドバイス求めにいってもすごく冷たい態度であしらわれるし、仕事を降ってこられる時も非常に雑だし、そんな感じなのにこっちが何かお願いしたら、そんなに大したことない負荷や内容のことなのに異常に嫌がってり、露骨に嫌な顔してきて「なんだこの人、社会人としてなってないな」と思っていました。
「なんでこんな人にいろいろ影で言われなければいけないんだろうな」と思い、無視だ無視だと思ってやり過ごしていましたが、そんなに大きくない会社なので、スタッフも少ないし、社内のスペースも狭いから、どうしてもまったくかかわらずに過ごすことは難しいので、とても悶々とした暮らしをしていました。
どんな方法を講じた?⇒ その先輩とプライベートな話をしてみた
その先輩と二人で取引先へ出かける機会があり、結構な滞在時間を二人で過ごすことになった。
気分は重たかったが、仕方ないと覚悟していったのだが、それが良かったように思います。
仕事の話から始まり、なんとか会話を続けていくうちに、少しずつプライベートな話に移っていったのですが(というか、そうしないと間が持たなかっただけなのですが)、意外にも相手は、結婚直前の相手がいることや、結婚したいけど、親がすごい反対していて、喧嘩したりしていること、だけどその交際相手は非常に楽観的で、まあ大丈夫だろう的な感じであまり取り合ってくれなくて不満があること、でもその楽観的な姿勢に救われてもいることなどなど、なかなか酔った時にしか言えないようなお話をランチや移動中の電車の中などで話してくれました。
ちょうど自分が結婚して子ども産まれて…的な時代の真っ只中にいたから、ああ、それはいいね、あ、そんなことあるんだとか、いろいろと聞いてくれて、なんだか少し距離が縮まったような気がしました。
やはりどんな人にでも事情があって、やっぱり精神状態が安定しないこともあるし、そもそも人間なので合わない人間というのは必ずいるはずで、そんなことでたまたまソリが合わなかったのが少しずつ少しずつお互いの余裕がない中で膨らんでいってしまったのかなと思いました。
当時は自分も若かったし、個人的に、また家庭の中においても、うまくいかないこともたくさんあって、いろいろとあって考えることも多く、まさに余裕がなくなっていたなと今になって思い返すと自覚できる気がします。
その結果、どのように改善した?⇒ 表面上は仲直りすることができたように思います
まさに表面上は仲直りできたような気がします。
本質的にはやっぱり合わないなあという思いは消えないのだけれど、お互いがお互いをあまり深く意識するのをやめようというコンセンサスが生まれたような気がしました。
もちろんそんなことを話し合ったわけではないですが。なので、特に話すことも普段ないし、周りの人からも、あんまり二人喋らないよねという指摘は受けるものの、「ああそうですね、でも別にどうということはないですよ、普通です」みたいな感じで、やり過ごすことができるようになりました。
最高の居心地というわけではないですが、まあそれなりにストレスフルな状態からは抜け出せたかなと思います。
同じ悩みで苦しんでいる方へのアドバイス
この今回自分が体験した方法は、すごい偶然的なとこがあって、全然意識的に作れる機会ではないのかもしれないけど、とにかくまずはコミュニケーションを取ってみることが大事かもしれません。
同じ環境で育ち血のつながった親兄弟でさえ、性格が合わないことはよくあります。
まして職場では自分とは違う環境で育った人が集まるので、どうしても気の合わない人がいて当然だと思います。
そういった相手のことを理解するのも限界があるし、だけれども最終的には、「相手はこんな人だ」とそのまま受け入れない限りは何も変わらないと思います。
とにかく人を変えるのは100パーセント無理で、自分が100パーセント毎回毎回折れるのも無理です。
だからこそ、そういう人とは無理に仲良くなる必要は無く「ああかわいそうにこの人にもいろいろ事情があってこんな人になっちゃったんだな」と受け入れる事で、せめて表面上だけでもトラブルの無い関係性を保つことで、心の平静を保てば十分だと思います。
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