地元転勤の約束が嘘!⇒Uターン転職で地元の九州に戻れた[30代]

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面接時に「地元転勤」の約束をしたのに真っ赤なウソだった!
そのブラック企業を辞めて、Uターン転職して地元の九州に戻れた30代男性の体験談をご覧ください!

性別    :男性
年齢(年月):35歳(2013年)
住まい   :神奈川県川崎市
最終学歴  :専門学校卒
結婚状況  :既婚
子供    :1人(0歳)
【転職前の会社について】

 

年収     :300万円
従業員数   :200人
雇用形態   :契約社員
業種     :IT企業
職種     :システムエンジニア
おもな仕事内容:某国内大手携帯キャリアでサーバ設計を担当
勤務地    :東京都

【転職後の会社について】

 

年収     :450万円
従業員数   :10,000人
雇用形態   :正社員
業種     :不動産/IT/人材派遣
職種     :システムエンジニア
おもな仕事内容:企業に常駐し、IT分野の運用、改善、構築
勤務地    :福岡県

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面接時の約束と違う!「地元転勤」は嘘だった! 地元の九州に戻ってUターン転職を実現させる計画を開始。

前社(地元の九州に戻らせてもらう約束も、何もかもすべてウソのブラック企業)

都内のIT企業に勤めていたが、30代中盤になり九州に残した両親をそのままにするのが心苦しくなった。

職場や上司、会社には不満は無く、リーダー職になっていたが、結婚し子供が産まれるタイミングで転職した。

転職先は都内にあり通勤も便がよい。

その環境で、仕事をすぐに覚え、3か月でリーダーになった。

面接時には「正社員、年収400万、福利厚生あり、九州の転勤も数年後必ず行う」という説明があった。

ところが実際は、契約社員、年収300万、福利厚生なし、九州への転勤を確約していたのにそれも嘘だった。

退職(地元に戻れるどころか、わずかな給料アップの交渉も決裂)

ほぼ詐欺!と上司に直談判し、「契約社員でもいいから給料5万あげろ!じゃないとやめる!」と交渉した。

実際年収300万程度だったので5万の昇給でも360万。。。

前職は400万+ボーナスだったのでそれより下がる。

「九州への転勤を加味して」が言いすぎかもと思ってこの金額を提示した。

正直、1万から2万。なんなら3千円アップでも残ろうかと思っていたが、結果は昇給0円。

入社半年後には転職活動を開始!

転職活動開始!

希望した条件は、九州への転勤、年収400万以上、正社員、福利厚生充実。

職種は選ばず、ITの技術が使えればどこでも手あたり次第応募した。

ちょうどアベノミクス景気が盛り上がっていた時期で、転職サイトにはたくさんの求人が出ていた。

が、年齢と転職してすぐに再転職なので最初は苦労した。

転職理由も正直に言えずごまかしていた。

面接までは必ず行くが面接で落ちる。。

開き直って現状を包み隠さず話したら、面接官も共感してくれて3社から内定をもらった。

結果的には転職活動は職務経歴書と履歴書作成から内定処理まで3か月。

応募企業20社で終わった。長いのか短いのか分からないが体感的には早かった。

転職後(地元九州に戻れて、Uターン転職が成功!)

転職した会社は大企業だが、風通しが良く、上司や同僚と会話をとても多くする会社で、強制的な飲み会は少ないもののBBQや研修と称した酒飲みバスツアーなど、悪く言えば雑。

良く言えばフランクな環境だ。

2年間東京でサーバエンジニアとして経験を積んだ。

最初はわけもわからず年下のリーダーにへこまされてばかりだったが、サーバの基礎を学ぶ事が出来た。

その後、会社側から、九州転勤の打診があり、晴れて希望とおりの九州転勤が実現した。

九州では営業とエンジニアとの中間としてお客様に提案しつつ実業務もバリバリこなす事が出来、充実している。

結果的に、低レイヤーのIT部門からステップアップして上流に近いエンジニアになれたので技術的にも結果オーライだった。

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当時の保有資格

保有資格:普通免許、ITILファンデーション
有利に働いた資格:ITILファンデーション
有利に働いた理由:IT運用の基礎を知っている為

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何社に応募して、何社内定したか?

応募数:40社
内定数:2社

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不採用が続いた時、どのようにモチベーションを保ったか?

子供が産まれるので家族を養う為に早く転職を終わらせたかった

 転職しようと思った理由

地元の九州に帰りたく、転職したが、年収、福利厚生、転勤させてくれる約束すべて嘘。

しかも正社員で入ったのにボーナスなしの契約社員だった。

求人を選ぶ時の基準

  • 九州に転勤可能
  • 正社員
  • 福利厚生が充実している(厚生年金がある)
  • 年収400万
  • 年間休日110日以上
  • 現在のスキルを使える

地元の九州に戻って転職するため、「志望動機」はどのような内容を書いたか?伝えたか?

面接が東京、希望勤務地が九州の企業をターゲットにしたので自然と全国展開している企業になる。

その為、「全国展開している優良な企業」、「日本の隅々までサービスを行き届かせようとする気概に共感」などを書いた。

書類が通って面接の段になると、先方もストレートに聞いてくるので、包み隠さず九州の転勤を希望する旨を伝えた。

職務経歴書・面接で気をつけた点

転職した年齢が30代中盤だったので、「年下のリーダーともうまくやれる」、「年上、年下問わずコミュニケーションをとれる」、「電話や人と話すのが好き。積極的に話に行く」などスキル以外の人間性をアピールするよう心掛けた。

というのは、IT企業は声が小さく、理屈っぽい人が多い為、エネルギッシュさをアピールした。

転職するにあたって、どんな不安があったか?

【自分自身についての不安】

  • 30代中盤だったので年齢が不安だった。
  • 低レイヤーのIT業務しかしてこなかったので上流工程の案件はそもそも無理。得意とする分野はITの技術推進の中で廃れていったので強みが無かった
  • 手あたり次第に応募したので、企業研究が全くできていなかった

【転職先での不安】

  • 九州への転勤は本当に出来るのか
  • 技術的に対応できるのか

【現在の環境での不安】

  • 現場リーダーだったので自分が居なくてもまわるのか

地元の九州に戻るための転職活動で大変だったことや、後悔していること

働きながらの転職活動だったので、残業が続くと面接で集中力を欠いたところがあった。

「九州転勤、年収!福利厚生!」と条件面ばかり話していて、企業に入ってからのビジョンややりたい事などを煮詰めぬまま活動していたので面接官からは良い感情は無かったのかもしれない。

面接は東京の企業はもとより、九州に本社がある場合、訪問して面接したため交通費や仕事の調整が大変だった。

転職前の会社と比べて変わったことや、転職して良かったと思うこと

年収、福利厚生、職場環境。。

すべてが現職の方が上回っている。

何よりモチベーションが全く違う。

給与が上がったことにより妻も我慢していた美容院やエステに行けるようになり、子供の習い事も行けるようになった。

利用した転職サービス

下記サービスを利用した。

職務経歴書、履歴書を登録し、エージェントとの面談を希望したが年齢とスキルの影響か、ワークポート以外から連絡が無く、自力で応募した。

  • リクナビNEXT
  • マイナビ転職
  • ワークポート
  • エンジャパン
  • doda

転職サービスを利用して良かったこと

リクナビNEXT

案件数がとても多い!

最初にここで検索して他と比較する、企業研究の基にしたサイト。

毎週水曜日、金曜日に案件が更新されるのもありがたかった。

マイナビ転職

企業紹介ページがとても良くできていて、知りたい情報が網羅されているので、企業研究にとても有効だった。

面接通過率が高く、一番面接させてもらったサイト

doda

応募してからのレスポンスが早かった。

案件数はリクナビと同等程度で記載内容も見やすく、企業を比較する際、リクナビNEXTと良く見比べた

ちなみにここで内定が出た会社に転職した。

エンジャパン

毎週何かしらの求人提案があり、そこから応募する事もあった

自分には合わない企業だと思っていても案内メールで引っかかる部分がある事が多く応募してみようと言う気持ちになりモチベーションの維持に貢献してくれた

ブラック企業で苦しんでいる方へのアドバイス

今悩んでる人は、一度転職サイトを眺めてみるといいかもしれない。

同程度のスキルで100万円年収が違う事ってあるんですよ?

長時間労働やパワハラ、人間関係・・・今の会社で全部変えようとすると疲れるだけ。

新しい会社。新しい同僚。新たな気持ちで再出発できますよ。

「転職先がもっとブラックだったら。」「転職先に嫌な人がいたらどうしよう」「希望した職種と違うところに配属されたら」

そんな時はまた転職すれば良いのです。

あなたを求めている企業は星の数ほどあります。

仕事で活躍している自分やプライベートを充実させている自分を想像してください。

そして今の自分と比較してください。

我慢する必要はありません。

ブラック企業に恩を感じず新たな人生の一歩を踏み出しましょう。

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