「次の仕事が決まってないけど、もう会社を辞めたい」「先に退職したら転職で不利になる?」と迷っていませんか。
次の仕事が決まる前に辞めても、必ず転職に失敗するわけではありません。ただし、収入が止まる期間と、退職後の手続きを見積もらずに辞めると焦って次の会社を決めてしまいます。心身の危険度と生活費を確認し、自分が「先に辞めるべき状態」か「準備してから辞める状態」かを分けましょう。
判断するときの4項目
- 心身の健康を保てているか
- 最低生活費を何か月分用意できるか
- 雇用保険・健康保険・税金の見通しがあるか
- 退職後に仕事を探せる状態か
次の仕事が決まる前に辞めたほうがよい人
心身に危険な症状が出ている
眠れない、食べられない、出勤前に吐く、動悸がする、涙が止まらないなどの状態なら、働きながらの転職活動より安全と休養を優先してください。
すぐに働けない状態では雇用保険の基本手当を受けられない場合があります。医療機関、加入している健康保険、ハローワークへ相談し、傷病手当金や受給期間延長を含む制度を確認しましょう。
暴力・深刻なハラスメント・違法行為がある
身体の危険、退職妨害、賃金不払いなどがある場合は、一人で上司を説得しようとせず、安全な場所へ移動して外部へ相談してください。
厚生労働省「総合労働相談コーナー」では、解雇、賃金、いじめ・嫌がらせ、パワハラなど幅広い労働問題を無料で相談できます。
働きながらでは転職活動ができない
毎日深夜まで働き、面接日程も組めない場合は、先に退職して活動時間を確保する方法があります。ただし、退職後の生活費と一日の活動予定を決めてから辞めましょう。
仕事を決めてから辞めたほうがよい人
- 貯金がほとんどなく、収入が止まると家賃・返済が難しい
- 扶養家族がいて、健康保険や生活費への影響が大きい
- 心身は安定しており、面接時間を確保できる
- 希望職種の求人が少なく、転職活動が長期化しそう
- 在留資格など、離職の影響を個別に確認する必要がある
在職中なら収入を保ちながら比較できるため、条件の悪い内定を焦って受けるリスクを下げられます。有給休暇、オンライン面接、早朝・夜間の面談を使えないか検討しましょう。
先に辞めるメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 転職活動の時間を確保できる | 給与収入が止まる |
| 心身を休めやすい | 保険・年金・税金の手続きが必要 |
| 平日の面接へ行きやすい | 活動が長引くと焦りやすい |
| すぐ入社できる | 空白期間の説明が必要になる |
辞める前に準備すること7つ
1.最低生活費を計算する
家賃、食費、水道光熱費、通信費、保険、税金、返済など、毎月必ず出る金額を計算します。転職活動費や急な医療費も加えましょう。
2.雇用保険の条件を確認する
基本手当は、退職すれば全員が受け取れるわけではありません。原則として離職前2年間に被保険者期間が12か月以上あることなど、複数の要件があります。
2025年4月1日以降の正当な理由のない自己都合退職では、7日間の待期後、給付制限は原則1か月です。過去の退職回数や離職理由により扱いが異なります。
3.健康保険・年金・住民税を確認する
退職後は、健康保険の任意継続、国民健康保険、家族の扶養などから条件を比較します。年金と住民税も含め、市区町村や加入している健康保険へ確認してください。
4.退職時にもらう書類を確認する
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 健康保険資格喪失証明書
- 退職証明書(必要な場合)
5.職務経歴書を作る
担当業務、実績、使用ツール、改善したこと、周囲から任された役割を箇条書きにします。退職後にゼロから思い出すより、在職中に事実を整理しておくほうが早く進みます。
6.次の会社で避ける条件を決める
給与だけでなく、残業、休日、固定残業代、配属先、転勤、評価制度など、今の会社を辞めたい理由を次の会社選びへ反映させます。
ブラック企業の見分け方20選も確認してください。
7.退職後の一週間を予定に入れる
ハローワーク、健康保険、年金、応募書類、求人検索を「いつやるか」まで決めます。自由時間が増えても、予定がないと活動を先延ばしにしやすくなります。
退職後、転職面接でどう説明する?
空白期間が短ければ、必要以上に恐れる必要はありません。前職への不満だけで終わらせず、退職理由と次の会社選びの軸をつなげて説明しましょう。
説明例
前職では長時間労働が続き、在職中に十分な転職活動時間を確保できなかったため退職しました。現在は生活と体調を整えながら、経験を活かせる○○職を中心に応募しています。次の職場では業務内容と労働時間を確認し、長く働きたいと考えています。
一人で決めにくいときの相談先
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首都圏で経験を活かしたい方
23〜35歳を中心に、東京・神奈川・千葉・埼玉で営業、販売・サービス、IT、管理部門などを検討している方は、type転職エージェントも比較できます。
まとめ:健康と生活費の両方で判断する
次の仕事が決まっていなくても、心身が危険な状態なら安全を優先して辞める判断があります。一方、働きながら活動できる状態なら、収入を保ちながら転職先を比較するほうが焦りを減らせます。
「在職中か退職後か」だけで正解を決めず、健康、生活費、制度、求人状況を確認してください。辞めること自体より、辞めた後に焦って次のブラック企業へ入らない準備が大切です。

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