「販売員がきつくて辛くて辞めたい!」と悩んでいた方が、みごと大手への転職に成功した体験談をご紹介します!
はたして、販売職からの転職は厳しいのでしょうか?
休日にも電話がかかってくる!販売の仕事がきつくて辛くて早く辞めたい!販売職から転職は厳しいの?
前社(販売業)
前職では販売員の仕事をしていてサービス業ということもあり、休みはバラバラでゴールデンウイークやお盆など人が休みの時期が稼ぎ時という職業でした。
そして販売員の宿命でしょうか基本労働時間は8時間勤務ですが、8時間で帰宅できたことなど一度もありませんでした。
毎日10時間以上の労働は当たりまえ、朝の8時から終電まで働くのは日常茶飯事でした。
休日であってもお店は営業しているので何かあればお店からバンバン電話がかかってきます。
結局休みどころではありません。
残業をしても残業代はつかずサービス残業の日々です。
おまけに販売の世界は女の園なので上司は性格が悪く、嫌みや嫌がらせを受けることもしょっちゅうあり、パワハラも蔓延していました。
その会社では離職率が圧倒的に高く、新人スタッフが入社してきても3ヵ月もたたないうちにみんな辞めてしまいます。
そのせいで自分の仕事量は減るばかりか増える一方でした。
上司からの嫌がらせも日常茶飯事で、気に入らない性格の女子がいると無視をしたりしていました。
もちろん私も無視をされたり、まわりの皆はあだ名で呼ばれているのになぜか私だけ苗字を呼び捨てで呼ばれていました。
がんばってもがんばっても報われず、販売員が好きだ、接客が好きだという気持ちだけで毎日精一杯頑張っている状況でした。
お店のスタッフが全員接客につくと、休憩時間だろうが呼ばれます。
お昼ご飯もまともに食べれず、お店が忙しい時にお昼休憩をとれたのが夕方の6時だったなんてことも沢山ありました。
そんな日が入社をしてから毎日のようにあり、楽しそうに働いていない上司たちを見ていると未来が見えなくなりました。
販売業の会社を退職
そんな会社の体制に疲れを感じていた時に、父が病気で倒れてしまったのです。
父が心臓の病気になり、医師から余命が宣告されました。
そんな時でも仕事を休めない私。手術の日はお休みをもらうことはできましたがそのほかの日は休む事もできず、家族の大事な時もそばにいて立ち会うことができない会社にほとほと疲れを感じていました。
父の介護や両親の老後の面倒、自分の将来など、自分の未来を考えた時、この会社にいては自分はダメになると思い退職する決意をしました。
転職活動
仕事をつづけながら転職活動をしていました。
ネットやハローワークなど自分の希望にあった求人情報を探す毎日です。
ハローワークで履歴書やお礼状の添削を指導してもらい、改めて履歴書を書いてみると独学で書いたのとは全然違って見えました。
添削指導を受けてから書いた履歴書で送った企業からは書類審査が通ることが多かったです。
そしてある日応募していた求人サイトから連絡がきました。
1次面接をして、その次に2次面接。
そして無事に採用の連絡をいただき、晴れて会社員として転職することができました。
転職後(大手の営業職へ)
転職先は大手企業。
販売ではなく、サービス業ではなく、普通の会社員としての勤務となります。
そのため今までのように週末や大型連休など世間の人が休みの時に自分も一緒にお休になるということ。
会社自体が休みなので休みの日に会社から電話がかかってくることがないこと。
オフィスで勤務となるので常にお客様に見られているという緊張感を持ち続けなくてもいいこと。
飲みたいときに飲み物が飲めてコーヒーを飲みながら座って仕事ができること、そして何よりほぼ定時で退社ができることに感動する毎日でした。
職業が違うとこんなにも違うのか。と本当に驚きました。
これで父に何かあってもうすぐ対応できるし、家の家事や用事も手伝ってあげることができるますし、なにより自分の今後のことを心配しなくてすんだことがよかったです。
今回の職場もみんな女性だらけの職場でした。
しかし、年齢層が高いです。とうじ私は20代。
ほかの皆さんはみんな30代後半~40代の女性ばかりでした。
みんな世の中の甘いも搔き分けてきた大人の人ばかりだったので、理解があり、器が大きい人ばかりでした。
バツイチの人が多く、未婚の人も多い職場でした。
最年少だったのでみんな可愛がってくださり本当にありがたく、パワハラとは一切無縁。
仕事の相談から人生相談まで幅広くのってもらいました。
ただ未婚女性ばかりの職場だったのでキャリアウーマンだらけで仕事に対する熱量はみなさん高くいい刺激になりました。
前職では色々つらい思いもしましたし、仕事自体も大変で本当に苦労をしましたが転職をして本当に良かったと思いました。
ただ、私が彼氏ができると風あたりがきつくなりました。
彼氏がいることで仕事がおろそかになっていないかのチェックもはいるようになり、未婚女性の職場ならではの風習なのか結婚が決まると祝福もあまりされず、それは少し寂しかったですね。
ただ顧客さんも沢山できましたし、外回りも多かったので自分のペースで業務内容を決め、業務に取り組めるのがノンストレスで本当によかったと思いました。
これから転職を考えている方は本当に職場環境には気を付けて慎重に会社選びをしてくださいね。
小売業(販売)の会社
年収:220万円
従業員:300人
雇用形態:契約社員
業種:小売り
職種:販売
仕事内容:販売、在庫管理、ディスプレイ、発注など
転職後の会社(大手の営業職)
年収:330万円
従業員数:2,400人
雇用形態:契約社員
業種:住宅関連
職種:営業
仕事内容:顧客対応、電話応対、資料作成、見積書作成など
利用した転職サービス
ハローワーク、リクナビ、とらばーゆ、マイナビ転職、エン転職
当時の保有資格
特になし
何社に応募して、何社内定したか?
応募者数:2社
内定数:1社
販売員の仕事を退職しようと思った理由
- 業務内容と給与が見合わない
- 業務時間
- 休日にも電話がかかってくる
- 上司のパワハラ
- 未来が見えない
- 安定がない
- 残業が多すぎる
- プレッシャーがかかる業務が多い
- 長時間の立ち仕事
- クレーム対応が多い
求人を選ぶ時の基準
- 休日が土曜または日曜を含むこと
- 業務内容
- 勤務時間
- 年間休日数
- 残業時間
- 通勤1時間以内
「志望動機」はどのような内容を書いたか?伝えたか?
これまで経験してきた接客力を存分にいかし、御社の一員として頑張って参りたいと思います。
履歴書・ 職務経歴書を書く時に気をつけた点
今まで自分がどういうことをしてきたのか、成果を記入したことと、新しくはいる会社ではどういう姿勢でどのように取り組んでいきたいか、という意欲を見せるように気をつけました。
販売員から転職するにあたって、どんな不安があったか?その不安は実際どうだったか?
転職前が最悪な環境すぎたので不安は全くありませんでした。
楽しみや期待感の方が高かったです。
販売業の会社と比べて変わったことや、転職して良かったと思うこと
勤務時間と業務内容と休日が一般の人と同じでよかったです。
ブラック企業で苦しんでいる方へのアドバイス
自分の考え方次第で世界は変わります。
かわる勇気を持ちましょう。
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